Grid-Scale Energy Storage System
系統用蓄電池
電律は、電力系統の安定化と需給調整への貢献を目的として、系統用蓄電池事業を推進しています。再生可能エネルギーの導入拡大や需給変動の増加に伴い、系統用蓄電池は、電力系統の安定運用を支える重要なインフラとなっています。電律は、この領域を今後の中核事業の一つと位置づけ、設備導入から市場参入までを一貫して進めています。
特に、1次調整市場への対応を明確に見据え、単なる蓄電池設備の設置ではなく、実際の市場参加を前提とした事業体制を構築している点が特徴です。設備面・制御面・運用面を分断せず、実運用に耐える蓄電池事業として推進します。
電律の提供体制
実運用を見据えた総合整備
系統用蓄電池事業において、計画、設計、機器調達、施工、試運転までを含むEPCを一貫して担います。加えて、運転開始後のO&Mについても自社で対応し、長期安定稼働を見据えた保守・運用体制を整備します。
この一貫対応により、事業性、施工性、運用性を高い水準で両立させることができます。設備導入、市場対応、継続運用までを分離せず、一つの事業として設計できる点が電律の強みです。
アグリゲーター連携により
蓄電池事業の実効性を強化
系統用蓄電池の市場運用には、アグリゲーターとの連携が不可欠です。電律は、京都の株式会社RUTILEAと業務提携し、RUTILEAをアグリゲーターとする連携体制のもとで系統用蓄電池事業を推進しています。これにより、設備側の実装力と、市場運用を見据えた制御・運用体制を組み合わせ、事業の実効性を高めます。
RUTILEAとの連携は、単なる協力関係ではなく、1次調整市場への参入を具体化するための重要な基盤です。電律は設備導入、EPC、O&Mを担い、アグリゲーター連携を含めた全体最適のもとで市場対応を進めます。
複数地点での蓄電池展開
市場参加の基盤を整備
電律は、2026年度内に30ヶ所で1次調整市場への参入を進めています。複数地点での展開を前提とし、蓄電池アセットの整備、接続、制御、施工品質、運用体制の構築を並行して進めることで、市場参加に必要な基盤整備を行っています。
1次調整市場では、高い応答性と安定した運用が求められます。そのため、設備単体の性能だけでなく、現場施工の精度、制御システムの信頼性、運転開始後の運用体制までを含めた総合的な整備が不可欠です。電律は、この条件を満たす事業として、実装を着実に進めています。